ICL手術って実際どうなの?費用、効果、術後の変化を徹底レビュー!【体験談】

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スマホやパソコンを手放せない時代、視力の低下に悩む人は増え続けています。メガネやコンタクトレンズは便利ですが、「🌀もっと快適に裸眼で過ごせたら…」と思ったことはありませんか?

そんな方に注目されているのが ICL(眼内コンタクトレンズ) という視力矯正手術です。

レーシックとは違い、角膜を削らずに視力を回復できるこの最新技術について、メリット・デメリットを含めて様々な視点から詳しく解説します!

ICL手術後1年を経過した僕の体験談や考え方を紹介するよ!



※筆者の体験談(2023.12)をもとに作成しているため、病院などにより状況が異なることがあります。

0.06→1.5まで視力が回復!!

まずは、結果。どれくらい視力が回復したのかといいますと・・・
術後検査では、両目視力が1.5まで回復しました!

矯正前の情報は次のとおり。
【矯正前】視力:右0.06 左0.06(近視度数:右−6.25D 左−6.00D)

近視度数とは?

視力を矯正するために必要なレンズの強さを示す数値。近視の場合、数値はマイナスで示される。(例:-3.00D、-6.00D)


🌀両目とも強度近視に該当していました。(強度近視=-6.00D以上)
ちなみに、この時に使用していたコンタクトの度数は右-5.50 左-5.25です。


(矯正のために必要なレンズの強さ(右−6.25D 左−6.00D)には)度数が足りていませんが、
日常的にパソコン作業が多いので特に不便は感じてませんでした。


また、調整しすぎると近くを見るときに疲れやすいなどデメリットもあるため、一概に近視度数と同じにしたほうが良いとは言えないのかもしれません。

パソコン作業が多い、運転することが多いなど人により違いがあるため、生活に応じて専門家と相談しながら調整することが必要なんだね。





✅【矯正後(術後翌日検査時)】両目視力:1.5
術後は1.5まで回復しました。
術後すぐは見え過ぎて特にパソコン作業では、目が疲れて頭痛がすることもありました。


そして、1年経過した現在も両目とも視力1.5以上をキープしております。

ずっとスマホやパソコンを眺めてるから多少は視力落ちちゃってるかな💦
って思ったけど、実際に検査してみたら1年経過後も変わりなく1.5以上見えていてよかった♪




ICLとは

そもそもICLとはどのようなものでしょうか。

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、水晶体を残したまま、角膜を削ることなく、目の中にレンズを挿入することによって屈折異常(近視・遠視・乱視)を矯正して裸眼で見えるようにする手術です。
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、Implantable Contact Lensの略ですが、このImplantableという言葉は、歯科でインプラントなどでも使われている挿入できるという意味です。つまり挿入できるコンタクトレンズ、これが眼内コンタクトレンズの言葉の始まりです。
ただし学術誌などではImplantable Collamer Lensと記載されています。医学的にはこちらが正しい言葉で、Collamer(コラマー)はICLの素材のことです。
今日、海外では一般的にICLと呼ばれ、日本ではICL(アイシーエル)よりも眼内コンタクトレンズと呼ばれるほうが一般的になってきています。
ICLって言葉だけでは何のことか想像しにくいですね。 ただコンタクトレンズというと定期的に着脱したり、種類によっては毎日の洗浄や保管などの手入れも必要です。
ところが眼内コンタクトレンズ(ICL)は、目の中ですから汚れたり傷になることも全くないので、お手入れ不要、つまり基本的に入れっぱなしで大丈夫ということです。

引用元:https://eyeclinic-tokyo.jp/icl/ アイクリニック東京

補足して説明すると、
ICLとは
✅ 視力矯正のために目の中に特殊なレンズを挿入する手術。
角膜を削らずに近視や乱視を矯正できるため、レーシック手術とは異なるアプローチで視力を改善する。そのため、強度近視や角膜が薄い患者にも対応できる。
可逆性(挿入したレンズは必要に応じて取り出すことが可能で、元の状態に戻すことができる)があることが大きな特徴。
お手入れ不要で裸眼の感覚と一緒
というものですね!

ストレスフリーで目が見えるようになるのはいいですね。

取り出しができる点や、ある程度の強度近視であっても手術を受けられる安心感・幅広い対応力が魅力なんだね♪

気になる方向けに歴史を載せておきます。
出来事出典
1986初期プロトタイプのICL手術(一部文献ではこの年の記録)icl-japan.net1
1993STAAR Surgical社によるヨーロッパでの初ICL埋植スターサージカル公式2
1997日本初導入(清水公也医師による実施)、ヨーロッパではCEマーク取得icl-japan.net1
2003国内で複数施設における臨床治験開始
2005Visian ICL V4が米国FDAで承認スターサージカル公式2
2007Hole ICL(0.36mm孔設計)による合併症リスク低減icl-japan.net1
2010日本で近視用ICLが厚生労働省(PMDA)承認(近視用として正式承認)まなべ眼科8
2011日本で乱視用トーリックICLが承認サトウ眼科10
2014Hole ICLの国内追加承認(中心孔付きモデルとして承認、乱視対応も可能)アイクリニック東京
2016EVO+(光学部径の拡大)モデルの承認スターサージカル公式2
2022米国でEVO/EVO+モデルが追加承認FDA公式6



【金銭面から考える】手術にかかる費用は?

病院により金額に結構差があるようで、
乱視なし:約40万〜80万円(両目)、乱視あり:約60〜90万円(両目)であることが多いです。


基本的に、以下の内容が料金に含まれています。
✅ 術前検査費用
✅ 手術費用(レンズ代を含む)
✅ 術後の定期検診費用
✅ 術前・術後の投薬費用


ただし、保証期間や追加オプション(例:レーザー矯正の追加など)は病院によって異なるため、
事前に確認することをオススメします。

乱視なし・両目で実際にかかった費用は、総額71万円でした



【金銭面・時間から考える】コスパはいいのか!? ICL費用は何年で元が取れるのか?

ここでは、コンタクト生活を続けていた場合にかかる費用と、ICL手術でかかる費用を比べてどれくらい得するのかを考えていきます。


筆者が手術前(2023年12月時点)に、実際にシミュレーションしたときの状況は以下のとおり。

【コンタクトを継続した場合の費用】

・アイシティ メルスプラン ベーシックコース 2week(定期配送) 月額2,420円
・洗浄液購入    月額850円

月額合計 3,270円、年額合計 39,240円


【ICL手術にかかる費用】

・ICL手術 710,000円
※病院にいくための電車代など居住場所・人により異なってくるところは、今回の比較では考慮していません。


回収にかかる年数 710,000円÷39,240円=18.1年

結果、約18年間以上コンタクトを続ける予定ならば、ICL手術をしたほうがコスパが良いことがわかりました!



時は金なり。時間単価を含めて考えてみる・・・

先ほど、約18年間以上コンタクトを続けるならICLのほうがコスパがいい!
と、お話しましたが本当にそうでしょうか?

次に、金銭負担だけでなく「時間(時間単価)⏰」という視点を入れて考えていきたいと思います。

例えば、毎日コンタクトレンズの装着・取り外しに5分間使っているとします。
その場合、18年間続けるとトータルどれくらいの時間になるでしょうか。

①18年間は、日にち換算すると6,570日(=18年間×365日間)なので、毎日5分間使うと、
 6,570日×5分=32,850分

②時間でみると、32,850分÷60分=547.5時間

③日にち換算すると、23日間(≒547.5時間÷24時間)です。

この時間の長い短いの感じ方は、人それぞれ違うと思います。
あなたにとって長いと感じますか?それとも短いと感じますか?



では、あなたの時間単価はいくらでしょうか??


ここでは、次のケースを考えてみます。

【ケース:社会人、30歳、時間単価(時給)1,800円】

この場合、547.5時間×1,800円=985,500円
💧つまり、約100万円の損失がでていることになります。

547.5時間もの時間を失い、約100万円もの価値を失っていると考えると、改めて時間の大切さを実感しますね


もちろん、
✅コンタクトの種類(1day、2week、ハード・ソフトレンズ)や購入先などのコンタクトにかかる費用
✅時間単価
✅病院までの電車・タクシー代
✅医療費控除で還付される金額
✅お金で見えない日常の快適感
など、人それぞれ異なるので「絶対こうなる!」というものではないですが、ひとつの考え方として参考にしてみてください。

また、将来的に眼内コンタクトレンズを取り外さなきゃいけない事態になり追加で費用がかかることもあるかもしれません。
ただ、ICLであれば取り外せば元の状態に戻る(可逆性がある)ことも大きな魅力です。


⭕️この例では、ICL手術は約18年間でコンタクトを続けるよりもコスパが良くなること、また、時間単価を含めて考えると浮いた時間は約100万円分の価値があることがわかりました。


ハロー・グレア現象とは?

ICLを調べるとハロー・グレア現象が起こると聞いたことがあると思います。

術後に高い確率で生じる現象で僕も体験したよ

ハロー・グレア現象とは?

ハロー・・・光源の周囲に輪のようなものが見える現象
グレア・・・光が拡散して眩しく見える現象。

具体的には、街灯や車のヘッドライトなどの明るい光を見たときに、光の周りにぼやけた輪が見えたり、光がギラギラして見えたりすることです。


ICL手術を検討する際のリスクのひとつとして挙げられることがあります。

ICLはそのレンズの特性上、ハロー・グレア現象が起こります。

ただ、この現象は、
💧車を乗るならガソリン費がかかる。
💧地方に住むなら交通の便は悪くなる。
💧副業するなら自由時間が少なくなる。
くらい当然起こるものと考えていてよいと思います。(そんなに怯えるものでもないと思います)

時間と体力があれば別かもしれませんが、ガソリン費がかかるから車に乗らずに歩いていこう!と思わないですよね

その分、
⭕️車を使うと遠くまで行けたり、楽に移動ができるようになり、
⭕️地方に住むと空気が美味しく感じたり、喧騒から逃れられたり、
⭕️副業すると新たな知識やコミュニティを築けたり、お金の悩みが減ったり、

ICLをすると毎日のストレスが減ったり、生活の質の向上につながるのです。

人は五感(視覚・聴覚・嗅覚、触覚、味覚)のなかで、情報取得にあたっては視覚からの情報が約80%以上も占めていると言われています。


つまり、多少の代償があろうと、それを感じさせないほどの利点がある。そしてその利点を日々のあらゆる場面で享受できるのですから、その代償(ハロー・グレア)はICL手術を受けることの決定的なマイナス点にはならないということです。


ただ、ICL手術を受けるのにハロー・グレア現象が決定的なマイナス点になる事例は、トラックやタクシー運転手の方で夜間に運転することが多い職業に就いている人だと思います。

ハロー・グレア現象は慣れるため、1〜3ヶ月程度で徐々に違和感を感じなくなると言われていて、僕は3ヶ月くらいかかったよ!


1年経過して感じた良かったこと

日常で実感する「ICLしてよかった〜〜!」についてお話していきます。

日常が輝いて見える!圧倒的な快適感

まず最初にICL手術後の生活は世界が変わります。飛躍した表現でもなく、本当に変わります。

圧倒的に快適です!!

コンタクトをしている方は共感できるかと思いますが、初めてコンタクトを装着したときの感覚になります。

日常の景色をクリアに、解像度高く見ることができて感動です!

これだけでも本当に十分やって良かった!と言い切れますが、
その他にもこれらの良いことがありました。

⭕️世界がクリアになった分、色々なことに興味をもてるようになる
⭕️お風呂のときもよく見える
⭕️旅行のときも夜用メガネは要らないし、洗浄液もコンタクトケースも要らない。
⭕️もちろん家用のメガネも要らない
⭕️夜眠いときにコンタクト取らなきゃ・・・がない。寝落ちしてもコンタクトがカピカピで取るのも痛い!にならない。
⭕️朝目覚めた瞬間からクリアな視界
⭕️災害時にも安心
⭕️長期的に考えると金銭面でも損しない
⭕️コンタクトによる眼の異常が無くなる


コンタクトによる眼の傷や病気のリスクを回避できる!

結構忘れがちだけど大きなメリットだと思います。

コンタクトって適正に使えば問題ないですけど、日常的に使っているとつい「今日ぐらいいいか」とか「このくらい大丈夫でしょ」ってなっちゃうことありませんか?

自分がそうでした。。。

💧装着したままお風呂入ってしまう、寝てしまう
💧1dayコンタクトなのに2日間使う
💧2weekコンタクトなのに替え忘れてて、乾きやすくなったり痛くなってきたら交換する
💧こすり洗い用の洗浄液なのにこすらない
💧眼が多少痛くても装着してしまう
💧裏表逆につけてしまう

など、よくやってしまう人も多いと思います。

こうしたことを続けていると、眼にキズや炎症が起こり病気になる確率が高くなってしまいます。

ICLではこのリスクを回避することができます!


1年経過して感じたよくない事

振り返ってみて、あまり思い浮かばなかったのですが、「強いて挙げるなら」で考えてみました。

💧ハロー・グレア現象
💧検査までの移動
💧術後は日常生活で保護眼鏡が必要
💧術前術後はこまめな目薬点眼が必要
💧術後は見え過ぎて目が疲れる

ただ、
✅ハロー・グレア現象は慣れ
✅検査までの移動はその時限り
✅保護メガネの着用は私自身が外での体を使った仕事ではなかったので常時着用していたわけではない
✅目薬点眼も種類・回数が多かったけどずっと続くものではない
✅見えすぎて疲れるのは1週間程度で慣れた

と、言う感じでした。


まとめ

🔹 ICL手術で 視力0.06→1.5 に回復し、1年経過後も維持
🔹 角膜を削らない可逆的な手術 で、強度近視や角膜が薄い人でも可能
🔹 コンタクトを18年以上使うなら、ICLのほうが コスパが良い
🔹 ハロー・グレア現象 などのリスクはあるが、日常生活でのストレスが軽減

ICLは 費用はかかるが、長期的に見ればお金と時間を節約できる選択肢 です。裸眼生活を手に入れたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

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